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「スタートライン」を読んで頂きありがとうございます。
 沢山の感謝と、皆さまの心に何か残ればいいなとこっそり願いつつ、
「長編小説を完成させた人へ15の質問」をあとがき代わりとさせていただきます。

■ 長編小説を完成させた人へ15の質問 ■
配布元 http://asara.velvet.jp/longnovel/index.html

1.お名前、サイト名、完成した小説名をおしえてください。

 「スタートライン」 write by 和(なごみのお茶屋さん)

2.この話を最初に思いついたのはいつ頃ですか。また、書き終えたのはいつですか。

 思いついたのは二年前。2007年の春頃だったと思います。
 初稿を書き終えたのは2009年の5月

3.実際の執筆期間はどのくらいですか。
 2007年9月〜2009年5月(初脱稿)なので約二年間。

4.話の長さはどのくらいですか(原稿用紙換算枚数、プレーンテキストKB等)

 原稿用紙サイズは正確に測ってないのですが500枚強はあるかと。
 テキストバイト数は1301.3kbと出ました。

5.登場人物は何人ですか。

 名前のある人ということで考えると 主要人物5人+脇役4人=9人です

6.この作品はあなたにとっていくつ目の完成作になりますか。また、いくつ目の長編完成作ですか。

 ネットに公開した長編でいうなら3作目。
 中、短編を加えたら12作目となります

7.この話を書こうと思ったきっかけは何ですか。

 仕事の送迎バスに乗っている時、制服の学生さんたちがわらわら歩いている姿が窓から見えたんですね。
 学校までの距離が長そうだな〜、バスとかないのかな〜。
 こういった通学路で何か事件とか起きたら面白いな〜
 なーんて仕事行くたびに思っていたら第一話ができました。
 ネタ自体は恋愛ものなんてほとんど書かなかったあの頃。
 「これはお蔵入りになるだろう」と思っていたのですが……
 某サーチのサイトカテゴリを間違って「恋愛ものあり」にしてしまったことから「こりゃあ一作書かねば」という気持ちになりまして……
 つまりは強迫観念のもとで書き始めたものなのです。

8.書いているとき、気をつけていたことはありますか。

 三人称で書いていた話なので、一人称とごっちゃにならないように気をつけてました。
 あと作者が学生を昔に卒業しちゃった人なので、その辺の若さというか――今の高校生さんたちと重なるような考え方を心に留めて書いておりました。

9.話を書いている最中、楽しかったこと・嬉しかったことは何ですか。逆に、つらかったこと・大変だったことは何ですか。

 (楽しかったこと)
  2話で青色や海を描くのはすごく楽しかった〜。思えば彼方が一番書きやすかった。
  赤いヤツが予想以上に動いてくれたことも楽しかったです。
 (嬉しかったこと)
  ジャンルが恋愛だったということで、感想や拍手をいつも以上に頂けたこと。
 (辛かったこと)
  5話を書いている最中はカオスでしたorz 物語の構成も不十分なまま書き始めたのでもう……
 (大変だったこと)
  やはり恋愛もの書いてしまったことでしょう(何) 
  そしてジェネレーションギャップ。この考え、このノリでいいの? と自問自答。
  最後の方は自分をいじめまくって、気持ちを追いつめながら書いておりました。

10.書いている時、途中で投げ出したくなったりしましたか。

 亜由美視点の時は「最後まで書けないかも」と嘆いておりました。
 理恵視点のときはもっと書けなくて、2か月ほど放置しておりました。

11.この話で一番書きたかったことは何ですか。

 ゴールは新しいスタートでもあるんだよ、という作者の訴え(笑)
 それと登場人物たちの迷走っぷり。

12.書き終わった時の気持ちをおしえてください。

 先ほども挙げましたが、最後の方はほぼ自分を追い詰めるような形で書いていたので、達成感よりも「これで不安から解消されるんだ〜」という気持ちが大きかったです。
 脱稿直後はパソコンの前で一度呆けて、数秒後に「ああっ!」と叫んで、自分の声に驚いたというボケっぷり。
 感慨深さはあとからやってきたという感じですね。

13.これからも長編小説を書きますか。

 気力と体力が持続すれば……超にならない程度の長編を書いてるかもしれません。

14.長編小説に挑戦する人へアドバイスをください。

 道のりは長いけど、焦らずに。
 自分の心と相談して書きすすめて下さい。

15.この作品への思いの丈を語ってください。

 思いのたけ、ですか?
 どこから語ればいいのかわからない〜
 本当、うまくまとまらないのでかなり割愛しますが。
 この作品は私の「代表」ともいえる作品です。
 とりあえずキャラ全員、いいところも悪いところも含め愛してます。


 ではでは。拙作に最後までおつき合いいただきありがとうございました。

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